自宅兼コインランドリーで、長期優良住宅の認定ゲットだぜ!

いろいろすったもんだはありましたが、比較検討の末に選んだ工務店は、見事に僕の期待に応えてくれました!質実剛健、シンプル、機能的なコインランドリー店舗併用住宅の建設、さらに長期優良住宅認定もなんとか取得成功です!!わーい、わーい!

ハウスメーカーの担当営業と設計士が「長期優良住宅の認定が取れるかは、マジで解りません」と真顔で自信満々(?)に言っていたので、無事に取得できて一安心。よし!これで、大幅税額控除をゲットだぜ!

さて。これから確定申告の準備をする自分の為にも、改めて長期優良住宅認定のメリットと、住宅ローン控除のポイントを整理しておきたい。

長期優良住宅認定のメリット

  1. 住宅ローン控除額が増える
  2. 不動産取得税が減額される
  3. 登録免許税の税率が優遇される
  4. 固定資産税が減額される
  5. 火災保険や地震保険が安くなる

不動産取得税や、登録免許税の減額は所詮は1回限りなのでまぁいいや。住宅ローン控除は、これから10年間税額控除が続くという、すごい優遇制度。本来は年末時点の住宅ローン残高(上限4000万円)の1%つまり40万円の控除だが、長期優良だと上限が5000万円まで上がる。つまり年間50万円の税額控除となり、控除期間の10年間トータルで500万円、認定を取ることで、100万円のプラスとなる訳だ。

皆さんご存知の通り、昨今の社会保障・税制改正では、取りやすくて文句を言わない愚民サラリーマンが狙い撃ちされてます。この状況で年50万円の手取りUP(税金還付)は家計への貢献度は大きいと思いません?
だって、正攻法で50万円の手取りUPをするには、年収は100万円近くUPさせないといけないですから。働くお父さんならば判ると思うけど、さぁ今年は年収100万円UPさせるぞ、というのは、なかなか難しい。
なので、既に払っている税金を還付してもらうのは、実に効率的な家計防衛の方法なのです。言葉を変えれば合法的に税金を返してもらうのは、確実に儲かる「副業」と言ってもいいかも。

さて、課税所得控除と、税額控除の違いがあやふやな方もいるかもしれないので、ここでちょっとおさらい。

会社からもらう額面給料から、社会保険料などが引かれて所得税を計算する為の課税所得が決まってくる。
課税所得500万円で所得税率20%の人が、50万円の課税所得控除、または50万円の税額控除を受けた場合で考えてみる。

所得税額
課税所得控除の場合 : (500万円 - 50万円) × 20% = 90万円
税額控除の場合   : 500万円 × 20% -50万円 = 50万円(40万円も税金が安い!

税率が掛けられる前の課税所得が少なくなるのが、課税所得控除。
計算された後の所得税額が、直接少なくなるのが税額控除。この場合の差は、なんと40万円
「この額を納税しなさい!」という金額からそのままガツんと減るので、手取りへのインパクトは大きいのだ。
※所得税とは違う地方税の計算式やその他の詳細な控除条件の説明は割愛します

と、いうことで長期優良住宅の認証を得た事で、この先10年間で100万円Upの合計500万円の所得税を免除された、という訳です。まぁ10年後にまだ5000万以上のローン残高があるの?というのは置いといて(笑)

それ以外には、固定資産税の減額や火災保険や地震保険の割引も適用期間が長いので地味に効果的。特に地震保険は全国で大震災リスクが高まり、毎年値上がり傾向にあるので優遇され続ける効果はデカイ(古い住宅で地震保険の値上げに耐えられずもう払えない!と解約した途端に震災Xデー、という悲劇もありえるだろう)
※大震災リスクが高まる状況で、あえて家を建てる戦略についてはこの記事を。

一方、長期優良住宅のデメリットとしては、申請に時間が掛かる、建てるのに時間が掛かる、追加コストが掛かる、維持管理にコストが掛かる、という「○○掛かるシリーズ
ただ、建物の維持管理はそもそも必要な事だし、それ以外の建設時の苦労は良い家を建てる為の必要コストとして割り切るしかない。

さて実はこれだけではなく、長期優良住宅認定を取る事で、もうひとつ非常に興味深い打ち手があるんです。そちらは次回の記事で。

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