コインランドリー機器メーカーの雄、TOSEIの攻めの姿勢が明らかに!

1月30日(火)の朝刊の一面広告に目を見張りました。
東芝の子会社が前身のTOSEIから、「コインランドリーの経営変える!!」という何とも勇ましいメッセージが。

東京で、4日間、計8回、240名、大阪で3日間、計6回、94名、合計7日で14回(334名)
関東地方に若干、力が入っている感じでしょうか。

機器販売メーカーが直接コインランドリー開業の説明会を開くとは!、と少々驚いた。
というのは以前、TOSEIの競合のアクアの営業に「直販はやらないんですか?」と尋ねたとき、メーカーなので自分達ではやりませんと聞いていたから。
その理由は、既に全国に販売代理店があるので、どこで自社展開したとしても、必ず代理店の商圏に被ってしまいそこを荒らす事になるから。
これまでの展開や保守サービスを支えてきてくれた代理店と直接ガチンコで戦う訳にもいかないので、あくまでもメーカーの立場のままでいるんですよ、とのこと。

そう考えると、メーカーとしてはTOSEIも立場は同じなはず。この辺りの軋轢をTOSEIはどうやって調整するつもりなのかが、気になるところ。

さらに、広告には、こんなすごい一文が。

TOSEIは新たな経営者や土地を探しています。フランチャイズではないのでロイヤリティーもかかりません

しれっと、フランチャイズをディスってます(笑)
確かに「ロイアリティーなし」を謳っているFC本部もあるけど、どこもシステム利用料や指定洗剤などの名目で、実質的にはロイアリティーを徴収しているのに等しいですからね。
ただ、そんなフランチャイズだってこれまでTOSEIの機械を販売してきてくれたお客様だったはず。

そう考えるとこの全面広告、代理店やフランチャイズチェーンに対する、TOSEIの宣戦布告にも見えてきます。そもそも代理店との軋轢を調整するつもりなんてないっす。これまでありがとう、でもこれからはライバルです!って感じ?
メーカーの立場を維持して後方支援に徹するアクアと、自ら出店支援や直販に乗り出すTOSEIという構図かな?
一方で、アクアはファミマと組んでコンビニ併設コインランドリー記事)を展開するから、結局は、コンビニの影に隠れて既存の代理店の商圏に殴り込みに行く訳で、TOSEIの直販と同じようなものなのかもしれない。むしろ、破壊力抜群のコンビニ併設で先行するアクアに対するTOSEIの焦りとみるべきか…。

まぁ、面白可笑しく書いたけど、両社ともに開業支援の下請けとして案件の一部を流すんで、代理店の皆様も一緒に協力しましょうってところが現実的な落としどころかな?
どちらにしても、今後の両社の展開に要注目ですね。

「全国にはコインランドリー向けの出店場所がまだまだあります!」だと!?

。。。やめてくれぇー。これ以上の競争激化は勘弁してほしい。
いよいよコインランドリー全国4万店戦国時代記事)の幕開けだろうか。。。
どうかご近所に出店されませんように!

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