先日の記事の宣言通り、妻を連れ立って行ってきましたよ。
国際コインランドリーExpo 2017 in パシフィコ横浜。(公式ページ)
天気はあいにく小雨交じりの曇り空でしたが、コインランドリー事業者にとっては、売上が伸びるベストな天気というところでしょうか。
天気が悪く寒い中、電車を何度も乗り換えてやっと到着した横浜。一緒に連れてきた妻は、この時点で既にテンション激下がり…墜落寸前の超低空飛行。
会場の受付で最初に発した一言は「おじさんばっかりじゃん…」
…とりあえず、このボヤキは聞こえないフリをして入場手続きをし、セミナー会場を目指す。
今日の目的の一つである、株式会社Wash-plusの高梨社長の公演を聞くのだ。
Wash-plusさんは、千葉県の浦安市に本社を置く新興のコインランドリー事業者で、昨年に引き続き2年連続で、アワードも受賞されている。
数々の先進的な取り組みを実現している注目の経営者である高梨社長の話を直接聞くチャンスなのだ。
セミナー会場は既にほぼ満席の状態だったが、何とか並んだ2席を確保した。
妻は「これだけたくさんの人が、コインランドリーを開業しようとしてるんだね」と驚いた様子。妻にとっては、僕になかば強引に巻き込まれたコインランドリー経営だけど、こうやって世の中には、必死にコインランドリー開業を目指してセミナーに来ている人がいるんだと実感できた様子。
共同経営責任者としての緊張感と、自分達は事業を経営してるんだ、という意識が高まると思う。
それに、おじさんだけではなく、会場には若い女性の参加者もチラホラ。これも妻には刺激を与えたと思われる。
さて。Wash-plusの高梨社長のすごいところは、その開拓者精神。
スーパーアルカリイオン水による洗剤を一切使わないランドリーのFC展開や、ランドリーメーカーと共同研究した独自のITランドリーの開発、そして複数店舗でのトライ&エラーによる実証実験を繰り返している。
目指すのは「地域になくてはならないインフラになる」こと。
この辺りは、WASHハウスや、ファミマの方向性と一致するし、僕も同じ意見。
とてもわかりやすくて素晴らしいプレゼンテーションだった。
一方、今回のExpoで少々がっかりしたのは、昨年は併設されていたクリーニング事業関連の展示物が今年はなかったこと。
前回のExpoではオペレーターがシワシワのYシャツをセットすると蒸気で立体的にプレスして、一気に仕上げる業務用ロボットが展示されていて、その緻密な動きと迫力に度肝を抜かれたのだ。
まさに業務用リアルピタゴラスイッチ!それを妻にも見せてあげたかったのだが…残念だ。
展示会場の規模縮小は、クリーニング市場の縮小が背景なのか、コインランドリー業界自体のバブルが過ぎ去ろうとしているのか、それともただの会場の都合なのか、またはそれら全部なのか。
来年は再び東京ビックサイトに戻る様なので、見ていてワクワクするような展示を期待してます!
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