いかに商圏を守り、持続可能なコインランドリー店を経営し、発展させるか?

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今回は、「いかに商圏を守り、持続可能なコインランドリー店を経営し、発展させるか?」をテーマに、独立系コインランドリー店舗の生き残り戦略を考えてみたいと思います。

いかに自分の商圏を守るか

コインランドリーの成功要因はとにかく立地です。先に出店して半径300mくらいの縄張りをつくってしまえば、”通常”はライバル店はそのエリアを避けるので、その商圏では独占的に営業ができます。

ただ、近年コインランドリー投資はブームになっているので、フランチャイズの売上シミュレーションを真に受けた投資家が、商圏内に出店してくるリスクは高まっています。これまでの”通常”が崩れてきている訳です。

現実に、僕の店舗から300mの場所に、既にライバルが出店しています(参考:遂に怖れていた事態が!近所にコインランドリーのライバル店が出現…

これ以上のライバルの参入を防ぎ、いかに自分の商圏を守っていくか、をこれまでずーと考えてきました。



攻撃は最大の防御か?

そもそもなぜライバル店は出店してくるのでしょうか?

それは、既存店があっても、まだ儲かりそうに”見える”から。だったら、もう儲かりそうもない、という風に”見せる”ことができれば、参入を防げるはず。

では、これ以上の市場はない、競争が激しいエリア、と見せるにはどうすればいいか?

それは、商圏が被るくらいの距離に、自分自身で2店舗目を出店するんです。自分でライバル店をつくってしまうという発想ですね。

これはコンビニチェーン等が実践している「ドミナント戦略」と似た考え方です。

ドミナント戦略とは

グループ企業やチェーン店展開を行うスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどは出店する際、集客力を左右する商圏について立地特性の人口・年収・年齢層・主たる家族構成・昼夜間人口・競業他社の有無・交通アクセス・周辺施設などを調査して出店の是非を決定するが、ドミナント戦略は当該地域で市場占有率を高める目的で複数の店舗を高密度で展開する手法である。

出典:Wikipedia ドミナント戦略

コンビニがドミナント戦略を取る理由の一つは、近距離に集中出店していれば、商品の配送ルートが短く一筆書きにでき、配送業務が効率化するからです。

一方、コインランドリーは洗剤以外は商品の仕入れも配送もないので、この利点は該当しません。あくまでも商圏内の市場占有率を高めることが目的です。



なぜ、いまの商圏にこだわるのか?

ここまで読んだ方の中には、なんでわざわざ自分の商圏に2店舗目なんてだすの?だったらまだコインランドリーがない別の地域に出店すればいいじゃん?と思った方もいるでしょう。

わざわざ近くに出店するのには以下の理由があります

  1. 自宅兼コインランドリーの防御
  2. 商圏の外側に、コインランドリーの空白地帯が存在している
  3. 新たに分譲マンションが建設されていることが判っている

1.自宅兼コインランドリーの防御

まず、第一の理由は、現在の自宅兼コインランドリーの防御です。テナントを借りている店舗ではなく、自分達の住まいでもあるので、その経営状況を盤石なものにしたいのです。

そのため、自宅を中心にして、その商圏を外側に広げるように補える場所に、2店舗目以降を置いていくのが理想です。多少、自分の店舗同士で売上をカニバル(カニバリズム:共食い)とは思いますが、どちらにしてすべて自分の売上間のやり取りであり、全体でみれば、商圏の占有率を高めることができます。

戦国時代の様に、本丸の周りに支城を作って守りを固める、というイメージでしょうか。本丸の周りの城下町とその外側に広がる商圏を広く抑えていくという戦略です。



2.商圏の外側に、コインランドリーの空白地帯が存在している

1年以上コインランドリーの経営をしてきて、今の商圏の外側にコインランドリーの空白地帯が存在していることに気が付きました。

ヒントは店舗のごみ箱の中にありました。ゴミの回収をしていると、洗濯モノを入れてきたと思われるゴミ袋が捨ててあったのですが、何と隣の市の指定有料ごみ袋だったのです。

わざわざ隣の市から来た人がいるのか?と半信半疑でしたが、その後も時々見かける様になりました。

そこでGoogle mapを開き、既存のライバル店舗をマッピングしてみると、最も近い隣の市の地域は、ライバル店の商圏に入っている様に見えます。しかし、幹線道路で分断されているため、実はウチの方がアクセスがよいのでは、という仮説が立ちました。このお客さんは1kmくらいの距離を自転車で移動していることになります。

そうであれば、商圏を隣の市の方向に伸ばすように2号店を出店すれば、幹線道路のこちら側のお客さんのニーズを取り込めます。さすがに1km移動する根性はなかった方も、近くに出店すれば利用してくれるでしょう。

ヒントは思わぬところにありました。
まさに、成功はゴミ箱のなかに!ですね。

ちなみにこの本は、マクドナルドの実質的創業者のレイ・クロックの自伝で、僕の愛読書のひとつです。何をするにも遅すぎる事はないと行動する勇気をもらえます。孫さん、柳井さんの愛読書でもあります、お勧め。

3.新たに分譲マンションが建設されていることが判っている

コインランドリーの成功要因は立地だと何度も書いていますが、この立地要因が後付けで変化することがあります。その一つが分譲マンションの建設です。

分譲マンションができることで、地域の人口構成、人の流れが変わります。地元だからこそ、こういう情報が事前に手に入り、完成後の人の流れを確信をもって想像することができます。

土地勘があるからこそ、仕掛ける側に回って、入念に準備できると思うのです。自分がまったく知らないエリアにコインランドリーを出店するのはリスクだなぁ、と考える理由のひとつはコレです。

投資の目的、ゴールは何か?

以前、お金のEXPOで勉強してきたブログを書いたけど、投資の目的、ゴールは何かを常に忘れてはいけないと考えています。

あくまでも自分の描くライフプランを実現するための、手段として投資や事業を行うんだよね、という事ですね。

僕の場合、コインランドリーをチェーン店化して、胴元として大儲けするのが目的ではないし、複数店舗を経営して毎日遊んで暮らしたい訳でもない。

本業の会社員としての仕事を続けながらも、地域社会に貢献できるコインランドリー事業で副収入を得て、自分がやってみたいことに、躊躇せずにチャレンジできる程度の経済的な自由を手に入れたい。

子供達には人並の教育を受ける機会を与えてやれれば十分。それを生かすか殺すかは本人達次第だし。

目的・ゴールを定めて置かないと、人間の際限のない欲望に囚われて”大失敗するまで”投資や投機を続けてしまうのが先人達の教訓。途中何度か成功しても、最後が失敗で終わってしまえば意味がない。

だから、もし2店舗目を出すにしても、自分の目の届く距離で、無理のない範囲の投資にしよう、と心に誓うのでした。支城を作ろうとして、本丸が潰れたら意味ないからね

「いかに商圏を守り、持続可能なコインランドリー店を経営し、発展させるか?」について考えてみました。

さぁ、最適な候補地があるか、行動をはじめよう!(続きはこちら

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コメント

  1. 無重力 より:

    こんにちは!
    以前にもお邪魔しました、無重力です。

    私もコインランドリーを無事オープンすることが出来て、ドタバタではありますが毎日を楽しんでおります。
    って損益分岐点よりも下なのでまだまだ辛抱強く、毎日の掃除をしっかりしていきたいですね。

    遅くなりましたが、累積赤字解消おめでとうございます。
    本当に力強い店舗ですね!
    稼働率20%とは恐ろしい数字です(笑)

    それに次店舗も計画なさっているとはっ!
    今後の展開も楽しみにまた、拝見させていただきます(笑)

    このブログの更新がテレビの連ドラよりも楽しみにしております(笑)

    お互いがんばりましょう!

    • 無重力さん、店舗オープン、おめでとうございます!
      店舗経営を楽しまれているのが、何より大切なポイントかと(笑)

      こちらは地道に掃除&掃除の毎日で、お陰様で何とか軌道に乗ってきましたー。

      2店舗目の計画は妄想レベルですが、今の店も妄想から始まった様なモノなので、頭の体操がてら続けてみたいと思います。
      コメント頂くとブログ更新の励みになります、お互い頑張りましょう!

      • 無重力 より:

        おはようございます
        早く軌道に乗せたいですねー。ぼくも(笑)
        家族からなんでもっと回らないの?
        ってずっと責められます(笑)

        二店舗目もいいと思います。一店舗でしっかり実績あって経験も積まれてますし
        ドミナントの面でもありかなと。

        そして御社のお店さん、サイトで確認するとこであっているかわからないのですが
        よく回っておられます!
        なのでまだまだ商圏内の洗濯需要も高いのではないですか?
        近隣の競合店舗様も同じくらいの稼働率でしょうか?

        また情報ありましたら、教えていただけると後学のためになります(笑)

        • 無重力さん
          ご家族には少なくても1年以上は時間が掛かるので気長にーとお伝えください。

          ウチの店舗、当たりがついちゃいましたか?
          どうぞご内密に(笑)

          近隣の競合店は、前を通った時に覗くくらいで特に分析はしてないのが現状です。
          サイトで確認してみてもいいかもしれませんね。

          あと、先ほどファミマランドリーの記事をUpしました。
          宜しければご意見ください。

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