度重なる自然災害!コインランドリー店舗の補償範囲は?

今年は自然災害が猛威を振るいましたね。台風や豪雨だけではなく、北海道や大阪では地震も発生しました。もうどこで何が起きても不思議ではない状況です。

そしてもう10月も終わりだというのに、中心気圧915hPaという猛烈な台風26号が、フィリピンに向けて西進しています(10/26現在)

2018年台風の「ラスボス」感が半端ないですね。直撃を受けるフィリピンは低地が多いので、暴風だけではなく、洪水被害も心配です。



コインランドリー店舗が被害を受けたら?

幸い僕が住む地域には大きな被害はありませんでしたが、これは対岸の火事ではありません。心配なのは、風で店舗の窓ガラスが割れたり洪水で機械が浸水して使えなくなってしまう被害。

特に機械のローンはまだ何年も残っているので、もし機械がダメになってローンだけ残る様な状況になったら即破産の危機を迎えてしまいます。

下の写真は台風24号によって被害をうけたWASHハウス油津店の様子。暴風で建物の屋根が剥が落ちてしまっています。明日は我が身です…。

出典:日南テレビYouTubeチャネル 台風24号 被害明らかに(宮崎県日南市)



保険会社に聞いてみた!

モヤモヤしたままでは精神衛生上良くないし、実際に被害にあってから慌てない様に、コインランドリー経営のノウハウを色々と教えてくれたコインランドリー保険の担当者に連絡をしてみました。(参考:コインランドリー店舗保険会社の証言

僕:今年いろんな自然災害がありましたが、もし店舗に被害があった場合、契約している保険でどこまで補償されるんでしょうか?例えば窓ガラスが割れたりしたら。

保険会社:窓ガラスや自動ドアの故障や破損は補償対象です。大雨による洪水で機械が浸水した場合には、まずは修理対応となります

ただ、電子基板まで浸水してしまった場合には修理できないので、その場合には機械の交換になります。その費用ももちろん補償の対象です。

また、洪水で店舗の壁や床がダメになって張り替えないといけない場合も補償の対象です。つまり元の営業できる状態まで復旧する費用は、保険でカバーされると思って頂いて大丈夫ですよ。

僕:安心しました、ありがとうございます!

と、いうことで店が潰れて借金だけが残るという最悪の状態は回避できそうです。年間3万円くらいの保険料で店舗1200万円の補償が得られるんですから、保険加入は必須ですね。



災害への備えは大切

保険で補償されるとはいえ、できるだけ被害に合わない様にする、被害を最小限にする努力は必要です。店舗が営業できない期間の機会損失もあるし、その間も借金の返済は容赦なく来るわけですし。

また、そういう自然災害があった時こそ、コインランドリーが地域に貢献できるチャンスなので何とか営業を続けられる様に備えたいと思います。

ということで、店舗の水没をできるだけ避けるために「水で膨らむ土嚢」を購入することにしました。自動ドアの前に置いて文字通り「水際」で浸水を防ぎます。

色々とネットで調べた結果、価格と性能のバランスが良い日水化学工業の「アクアブロック」に行きつきました。アクアブロック、君に決めた!

使い切りか再利用できるタイプ、真水だけじゃなく海水が使えるタイプ、そしてサイズが色々ありますが、僕は20kgの再利用可能なタイプ、20枚を選びました。(製品ページ

早速使い勝手をレビューします!と言いたいところですが、これを使ったという事は実際に水害にあったという事なので、いつまでもレビューをする日が来ないのを祈ります(笑)

保険契約の確認と、土嚢の購入によって少しだけ安心感がUPしました。

備えあれば憂いなし、転ばぬ先の杖。

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