コインランドリーを利用すれば、洗濯と乾燥は時短できますが、その後には、どうしても洗濯モノを畳むという作業が残っています。現時点ではこればっかりは人間がやるしない。
…と、思いきやその課題を解決してくれる非常に魅力的なマシーンがまもなく登場するようです。その名も「FoldiMate」
真ん中の女の子がTシャツをセットしている黒い冷蔵庫の様な機械がそのFoldiMateです。
自動折り畳みマシーン FoldiMate
百聞は一見にしかず、とにかくまずは、こちらのビデオをご覧ください。
機能を絞った現実的な価格
衣類をセットするレール形状からわかる様に、畳めるのは一般的な形状のシャツやズボンなどに限られる様です。大きなカーテンや、小さな靴下、ハンカチなどは畳めないようですが、そのくらいは自分でやればよいので、機能としては十分だと思います。
気になる価格は、980ドル(予定)とのこと。日本円に直せば、約11万円くらいです。これってそんなに高くない現実的な価格ですよね。最近の洗濯機には30万円くらいする機種もありますから。
これは凄い!欲しい!
ライバルとの比較
日本のベンチャー企業であるセブンドリーマーズが開発中の「laundroid」は、畳みの完全自動化を目指しています。ボックスに無造作に衣類を入れると、ロボットアームが洗濯モノを拾い上げて、カメラが画像認識して、AIが最適な畳み方を判断して、自動的に畳んだ上に、家族毎に分けて収納してくれる、という夢のようなロボット。
さらに自分の持っている服のリストを自動的に作成してアプリで管理できるようにしたり、組み合わせをコーディネートを提案したりという計画があるらしい。
この製品コンセプトとトータルデザインは素晴らしいと思うのだが、大型冷蔵庫並みの大きさと185万円という価格が、普及にはネックになるでしょう。
まぁ、どんな家電でも最初は高価格なので、いずれは一家に一台という価格帯になる日もくるかもしれないですね。
パナソニックと大和ハウスが第三者割当増資を引き受けているので、近い将来、大和ハウスの注文住宅のオプションとして提案されるでしょう。
追記:laundroidは、残念ながら開発を中止したと発表がありました。詳しくはこちら。
コインランドリーに置いてみようかな?
このFoldiMateを、ウチのコインランドリーに置いたら、話題になるし、お客さんに喜ばれるだろうなぁ、と妄想。
ただ、無人店であるコインランドリーの場合、機械が故障した場合の即時対応ができないし、衣類以外を入れられちゃうなど、いたずらされる可能性も高い。タッチパネル式だし初めてのお客さんに使い方、特に畳めるモノ、畳めないモノのを理解してもらうのも難しそう。なのでちゃんと業務用ができるまでは、店での使用はできない、というのが現実的だろう。
Wash&Foldの様な、有人で畳みサービスをやっているコインランドリー店舗が、バックヤードで店員が使う機械として導入するのはありかもしれないね。
頭の体操として、もし課金できるとしたらいくらが適正か?を考えてみる。
まず、一体どういう課金モデルにしたらいいでしょうか?5分とかの時間単位だと、お客さんが焦って操作することになるから、故障やトラブルの原因になる。やはりコンビニのコピー機みたいに枚数単位の課金モデルがいいかもしれない。
ただ、こういうセルフサービスの畳みサービスの適正価格っていくらなんだろ。一枚10円じゃ高いなぁ。じゃあ5円かな?つまり100円で20枚…。うーん、まだ高い気がする。
あっ、よく考えたら、別に1枚いくらってキレイに割り切れる必要はないわけだ。ってことで100円で30枚くらいがいいバランスかもしれない。一度に乾燥機に入れるのも最大で30着くらいだろうし。
プレオーダー始まってます!
FoldiMateの公式ページ(https://foldimate.com/)では、Pre-OrderのWish-list(購入希望者の登録)が始まっています。そこで、僕も早速登録してみました!
メールアドレスを入力して「Let’s Go」です。
登録完了後に表示されるメッセージには、「(米国以外では)購入希望者が多い国から優先的に販売するから、早く欲しい人は、お友達にも宣伝してね!」的なことが書いてありました。
なので、ご興味のある方は是非、登録をお願いします(僕が早く欲しいから(笑))
なお、あくまでもWish-listへの登録なので、これだけで購入義務は発生しませんので、念のため。
こうやって、人間が家事から解放されて自由な時間を謳歌できるような新製品が世の中に増えていけばいいですね。
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