自宅兼コインランドリーの2017年9月の稼働状況のご報告をしてみようと思います。
さて、このブログではどうやって稼働状況を紹介しようか、と考えてみた。
売上金額そのものを全て公開するのは、あまりにも明け透け、露骨なのでちょっと躊躇する。
そこで以下の様なルールにすることにした。
- 自宅兼店舗のオーナーである僕への家賃支払いも経費に含める
- 社長である妻への役員報酬(パート代程度)も経費に含める
- 上記にその他の実際の費用(機械ローン、政策金融公庫への返済、水道光熱費、ネット代、税理士費用等)を合算する
- この支出の合算額を「目標売上」とする。
つまり、この「売上目標」を下回ってしまうと赤字となり、コインランドリーの支出を管理している銀行口座の残高は減っていき、上回れば黒字、残高は増加していくというルールだ。
実際に銀行口座には売上金を1円残らず全て預け入れし、法人用クレジットカードを含めて全ての経費の支払い元口座にしてある。そうすれば、この口座の残高推移だけをウォッチしていけば、コインランドリー経営がトータルで赤字か黒字かがシンプルに把握できるのだ。
別に店舗を借りて、パートを雇ってコインランドリー経営している人にとってはこの「目標売上」が損益分岐点という事になる。自宅兼コインランドリーの僕にとっては家賃とパート代が身内の取引なので、若干の調整余地があるけど原則は一緒(詳しくはこちらの自宅兼コインランドリーが最強だと思う理由)
さてそれに加えて、洗濯機と乾燥機の稼働率のグラフも公開してみようと思います。売上金額は店舗の規模によって変わってくるので単純に比較はできないけど、稼働率なら店舗規模に関わらず参考になるのではないでしょうか?(参考:コインランドリー機械の稼働率!その算出ルールが重要なんだよね)
これで曜日や天候(関東地方)との相関とコインランドリー経営のリアルがお伝えできると思うのです。
ではまず、コインランドリー売上に大きな影響を与えるお天気の実績から。
では、早速9月の実績、行ってみましょう!
対目標売上額:54.60%
稼働率グラフ:乾燥機が青い線、洗濯機が茶色の線
以前のブログ記事「コインランドリーは天気×曜日×時間 → 売上?」で紹介した傾向がよく分かって頂けるかと。平日は低空飛行で週末土日に稼働が上がる、という事ですねぇ。
ちなみに、9月の最高稼働を記録した9月16日(土)は曇りの1日。
翌日の17日(日)が確実の雨の天気予報だったので、「明日まで待ってもどうせ雨なんだから、今日、コインランドリーに行っちゃおう」って感じでしょうか。ただ単純に雨が降れば稼働率があがる、という訳でもなさそうです。この点は引き続き研究してみようと思います。
平均稼働率は乾燥機が20%未満、洗濯機に至っては10%前後って感じです。
そうなんです、基本的にコインランドリーの機械は働いていないのです。
常に1〜2台が動いていれば、実はその店は優秀店といえそうですね。
嗚呼、それにしても9月は目標売上の半分程度…。
コインランドリー経営の現実は厳しい。(10月はこちら)
ブログ記事全体の構成は、こちらのサイトマップをご覧ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
大変参考になります!!!
今月より、私も着工となりますので、ちょこちょことブログアップしてまいります。
これからも拝読させて頂きます。
コメントありがとうございます。
細々と更新を続けていきます。
竣工に向けて工事頑張ってください!