2019年の関東地方の梅雨明けは延びに延びて7月29日でしたね。
昨年2018年は観測史上初で6月29日に梅雨が終了してしまったので、今年は昨年よりも1ヵ月も長く梅雨が続いた、ということになります。
東京都心では梅雨明け日の7月29日(月)にも若干の降水を観測したので、6月27日から33日連続降水となり、1954年の記録を超えてこれが過去最長記録となったそうです。
いやはや、どうも気象の「ふり幅」が極端ですねぇ…。
結果として記録的な日照不足と、5月並みの低温となった関東の7月でした。それでは、いつもの天気実績です。(先月6月はこちら)
7月17日(水)まで日差しがなく、7月19日(金)まで1日も気温30度を超えていません。知り合いの農家では、作付けしたトウモロコシがほぼ全滅だったそうです。うーん、悲しいけどこの天気ではやむなし、ですね…。
さて、話は一気にそれますが、この7月19日(金)は何の日だったか、皆様お分かりでしょうか? そう、新海誠監督の「天気の子」の劇場公開日だったのです。
この映画は長雨が続く東京が舞台になっています。偶然にも映画公開日のこの2019年7月が史上稀に見る長雨に見舞われていて、更にその公開初日の19日には、映画のストーリーをなぞるかのように、雨から一時的に晴れて太陽が顔を出してるんです!
封切初日の19日に東京の映画館で「天気の子」を観終わった方の目の前には、太陽に照らされて晴れていく東京の街が広がっていたことでしょう。 これってすごい、ミラクル!
僕は、東京が象徴する「社会秩序維持システム」に組み込まれている側の人間のひとりなので、この「天気の子」の世界観には、正負の両極に大きく感情が揺さぶられてしまいました。
それに、こんな風に雨が降り続ければ、コインランドリーってめちゃくちゃ儲かるだろうなぁ、と邪念が渦巻いてみたり…(笑)
…あっ、これ以上は本ブログの主旨ではないですし、映画のネタバレになるので自粛します、はい、すいません。でも、「天気の子」はお勧めです。
さて、それでは注目の実績報告です。
対目標売上額:196.38%(対前年同月+105.8%)
稼働率グラフ:乾燥機が青い線、洗濯機が茶色の線
なんじゃこりゃぁー、乾燥機の稼働率がトンデモナイことになってる、すごー!
対売上目標196%とは、要は目標の2倍の売上ってことです。ぶっちぎりの歴代最高記録更新です!(これまでの最高は2018年12月の149.72%)
なんかここまで来ると、すごいを通り越して、ちょっと怖いっていうか、店でトラブルが起きないかハラハラしてくるレベルです。埃が溜まって乾燥機がエラーにならない様に、監視カメラをチェックしつつ、お客さんが途切れたわずかな合間を縫って、日中に急いでフィルターや床掃除もしましたよ。
週末も気を使いまくりで気楽な「サラリーマン副業」とか言ってられない感じでした(汗)
「天気の子」の世界のように、長雨で洗濯物を干せない状態が続くと、乾燥機の需要が爆発することがよく判りました。
一方、そういう混雑に備えて、店内でお客さん同士のトラブルにならないように、案内掲示を工夫したり、長時間取りに来ない場合には、店主として取り出して注意喚起するなど、必要に応じて介入した方がいいのかもしれませんね。
さて、梅雨が明けた8月は「洗濯モノが乾かない」という切実な需要は減りますが、逆に「暑いベランダで洗濯モノを干したくない」というコインランドリー需要が生まれます。
果たしてどんな結果になるか?、期待して夏本番に臨みたいと思います。(8月はこちら)
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