TOSEIのコインランドリー事業説明会に参加!意外な内容にちょっと驚いた

先日衝撃を受けたTOSEIによるコインランドリー事業説明会の新聞の全面広告!(詳しくはこちらの記事
どうしても気になったので、参加申し込みをしてしまいましたー。と、いう事で迎えた当日。
一人でTOSEIの五反田のショールームに足を運びました。

JR山手線 五反田駅すぐ近くの繁華街の一角にあるTOSEIのショールーム。ちなみに、ショールーム用にコインランドリー機器を設置してみたら、ご近所の人から「使わせてほしい!」という要望があったので、実際に店舗としてオープンしたそうな。



TOSEIコインランドリーの説明会の内容は以下の様な題目でした。

  • コインランドリーメーカーとその特徴
  • TOSEIの紹介
  • コインランドリーブームの背景(女性の社会進出、収入減少、人手不足、異常気象etc)
  • 進化系コインランドリービジネスの形態
  • 収支シミュレーション(機械構成、設備投資、損益分岐点etc)
  • 立地条件
  • これから成功するコインランドリービジネスの条件

プレゼンの構成としてはオーソドックスだったけど「収支シミュレーション」のパートでかなり度肝を抜かれました。驚いたポイントをまとめると…。

  • 固定費が悲観的すぎ(高い初期投資額、高い金利や家賃負担で、損益分岐点が高すぎる
  • 売上が楽観的すぎ(1日の平均売上は、週7日、季節や天候もさまざまな毎日の平均なのでかなり低く想定すべきなのに売上想定が高い??)

つまり、そこまで多額の初期投資と固定費は掛からないでしょ?一方でそこまでの売上は行かないんじゃない?って突っ込みたくなる感じ。

売上はオープンから数年かけて徐々に上がっていくので、最初の数年はギリギリか赤字です、立地が大切です、家賃に注意です、そういう商売なんです、と正直に言ってたので、月商100万円で大儲けとか平気で言うFCよりかは現実的で誠実かも。

ただ、この説明会を聞いて「よっしゃ開業しよう!」と思う人はいるかなぁ?多くの人は初期投資の返済を含む固定費の高さと手元に残る利益のショボさに尻込みするのでは?と感じてしまった。特に家賃の高い都心部ではなおさら。

TOSEIの場合、実はこの初期投資が高くなる点には思い当たる節があるのです。提案する出店プランでは、そもそも価格が高額な全自動洗濯乾燥機を主軸に複数の乾燥機の構成してるというのがまず1つ。それに加えて、TOSEIが現在売り出し中の最近発売したマルチ決済端末(TSC-100)がついてくるのでした。

このマルチ決済端末は、英語表記対応もできる大画面タッチパネルを備えていて、プリペイドカードや電子マネー(オプション)での支払い、高額紙幣や少額硬貨での支払いやお釣り対応、そして領収書の発行ができる。店舗内のそれぞれの機械にお金を入れるんじゃなくて、全ての洗濯乾燥機をこの端末1台で集中管理する、という優れもの。

但し、この端末の価格が300万円以上するんですよね…。個人的にはそれ自体が稼がない精算機にこれだけの投資をする価値があるのか、確信が持てませぬ。あとそもそもこの端末が壊れたらどうするの?という素朴な疑問も…。



また、以前の記事では、TOSEIが直接販売に参入して地元の代理店との決別か!?みたいな論調で若干煽ってみたけど、話を聞くと結局は既存の代理店と一緒に出店をサポートします、という感じでした。
むしろ、こういう事業説明会や新規顧客の開拓は、本来であれば代理店が取り組むべきもの。ただ、FCチェーンに比べるとそういうプレゼン能力や集客力がない代理店が多いので、やむなくTOSEIが自ら実施して、見込み客を地元の代理店に案件を流してあげよう、という意図がチラホラと。ただ、メーカーの立場上、あまりいい加減(楽して儲かるぜ〜)な事は言えないのです、という感じでした。

後日、以下の様な追加開催について再び新聞広告も出ていたので、興味のある方はご自身の目と耳で確かめて来てください。メーカーなので機械自体の情報も聞けるので色々と勉強になると思いますよ!

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