長梅雨による集客がすごかった!コインランドリー稼働報告(2020年7月)

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歴代1位の降水量(72時間)だった!

2020年7月は、ずーと雨が降っていた印象でした。

全国的にも雨一色でしたが、特に九州地方では熊本の球磨川をはじめ多くの河川が氾濫し、多くの方が浸水被害に遭われました。決壊した堤防、流される家屋や車、土砂に埋もれてしまった街並みなど被害のニュース映像をみていると、膨大な水の力の前では、人工物がいかに脆いのか、現実を突き付けられます。

実際にはどれだけの降水量だったのが、気象庁の統計ページで調べてみると驚愕の結果でした。

こちらは、72時間の降雨量の歴代1位の更新結果です。

出典:特定期間の観測史上1位の値 更新状況(2020年 7月 3日~2020年 7月31日)気象庁

最長で40年以上前から始めている統計において、この2020年7月でなんと40か所で、史上最大の降雨量を記録しています。今年の停滞した梅雨前線がどれほど広範囲に長時間に渡り、大量の雨を降らせたか、が分かります。

リスト中段にある大分県日田市椿ケ鼻では、826mmとこれまでの最高記録642.5mmから+220mmも上回っての記録更新です。3日間で当たり一面に80cm以上の水の塊が降り注ぎ、それがさらに低地へ押し寄せてくるんですから、河川が氾濫してしまうのもやむを得ないと感じます。

ここ数年は豪雨被害を聞かない年はありません。亡くなられた方、被害に遭われた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。

天気実績

それでは、実際の天気実績を振り返ってみようと思います。(先月6月はこちら

太陽マークが登場しているのが、わずか5日間!終日晴れたのは7月2日のみです。

2020年の関東甲信越地方の梅雨明けは、8月1日でした。梅雨明けが8月にずれ込むのは、2007年以来の13年振りだそうです。ほぼ全国的に7月がすっぽり梅雨に覆われていたことがよく判ります。

参考:2020年の梅雨明け:九州以北では平年より1~2週間も遅れ nippon.com

雨の日が続くと、コインランドリーの乾燥機需要が高まります。長い梅雨は売上にどれほど影響したのでしょうか?

自宅兼コインランドリーの稼働実績

さて、それでは実績報告です。

対目標売上額:198.88%(対前年同月+2.5%
稼働率グラフ:乾燥機が青い線、洗濯機が茶色の線

おぉ、目標のほぼ倍の売上を達成し、これまでの単月の歴代最高売上を更新しました!注目すべきは前年同月比がわずか+2.5%だということ。実は、これまでの最高売上月は、昨年2019年の7月で、2020年の同じく7月にその記録を更新した、ということです(2019年7月)

7月で唯一終日晴れた7月2日(木)その翌日の3日(金)が稼働率の底です。その次の底は、晴れた日曜日19日の翌日20日(月)。それでもどちらも稼働率30%以上を維持しているのだから、たいしたものです。やはり、梅雨は最大級のビジネスチャンスなのは間違いないようです。

ただ、豪雨被害が発生するほどの梅雨は、勘弁してもらいたいです。四季の移ろいを楽しめるような穏やかな梅雨にはもう戻れないのでしょうか…。

さて。長梅雨によって得られた利益がある一方、長梅雨で被害に遭われた方もいらっしゃいます。多くの被災者の方の困難な状況を想像すると、最高売上更新を素直に喜べない、後ろめたさを感じている自分がいます。

そこで売上の一部を、令和2年豪雨で被害にあった自治体に寄付(返礼品なし)させて頂きました。被害に比べれば心ばかりの僅かな額ですが、ほんの少しでも役に立ってくれれば、と思います。

ふるさとチョイス:災害支援

さて、8月からは、梅雨も明け本格的な夏の到来です。(8月はこちら

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