子供の数が減っていく国の寂しさよ…コインランドリー稼働報告(2021年06月)

目次

気になるデータは、15歳未満の子供の人口推計!

さて、乾燥機の高稼働が期待できる6月、梅雨の季節ですね。

早速いつもどおり、天気と売上実績の話に、と行きたいところですが、その前に個人的に非常に気になる統計データが発表されたので、触れたいと思います。

15歳未満の子どもの人口推計を発表(総務省)

  • こどもの数は1493万人(前年マイナス19万人)40年連続の減少
  • こどもの割合は11.9%、47年連続の低下、過去最少
  • こどもの割合は諸外国と比べ最低水準の11.9%

出典:15歳未満の子どもの人口推計

こちらは毎年、子供の日に発表されている統計データなのですが、遂に全人口に占める15歳未満の子どもの割合が12%以下となり、1500万人を割り込んでしまいました。この12%以下という割合は諸外国と比べても最も少ないです。日本の人口は既にピークの1億2800万人から減少に転じている「人口減少社会」に入っており分母も減っていますので、ぶっちぎりで子供の数が少なくなっている国、日本ということになります。

これって非常に由々しき状態ですよね…。

未来の予測はできないと言いますが、この人口統計だけはほぼ確実に未来を予測することができます。既に生まれている人達は平等に1年に1つ歳をとっていき、平均余命は統計的に計算できるからです。

子供の数は、ちょうど子供産める世代がそのタイミングで結婚し、出産してくれないと増えることはありません。結婚して、出産して、将来に希望を持って子育てしていける世の中の仕組みや雰囲気じゃなければ、若い人達がその一歩を踏み出すのを躊躇してしまうでしょう。

僕自身も子育て世代の真っ只中ですが、頑張って勉強して本業や副業で頑張って収入を上げれば上げるほど、各種手当や教育費支援を外される「子育て罰」を受けている層に当たります。正直、納得いかない思いがあります。

国の宝である子供たちを、安心して産んで、育てられ、教育を受けられる国にして欲しいなと切に願います。

天気実績

それでは、いつもの天気実績です。(先月5月はこちら

今年の梅雨入りは6月14日(月)からと発表がありました。梅雨入り翌日の6月15日(火)が終日晴天だったのは例外として、他は概ね曇天続きの梅雨らしい月だったと言えそうですね。

自宅兼コインランドリーの稼働実績

さて、それでは実績報告です。

対目標売上額:126.3%(対前年同月-23.0%
稼働率グラフ:乾燥機が青い線、洗濯機が茶色の線

おおむね週末の天気が悪かったので、ご覧の通り週末の乾燥機の稼働率が高くなっています。

ただ、乾燥機の稼働率は最大で70%程度であり、最終的には目標売上は126.3%にとどまっています。売上対前年同月比は、昨年から大幅減の-23.0%となってしまいました。これで9カ月連続での前年同月比マイナスが続いてしまいました。どうしても昨年を越えられない、マイナス成長です。

子供の数は、コインランドリー業界にも影響あり

今回、唐突に子供の数の減少について取り上げてしまいましたが、生活関連産業であるコインランドリー業界も無関係ではないと思っています。

働き盛りの子育て世代の家事負担を少なくする、時短家事の需要もターゲットの一つですが、そもそも家族数が減ってしまったり、その層の購買力が落ちてしまえば、お客さん自体が減ってしまうからです。

なーんか「人口が減る悲しさ」について以前にも記事にしたようか気がするなぁ、と思って探してみたらありました。人口は減っているけど、まだ世帯数は増えているから大丈夫!と強がる主張に、衰退する国の将来に不安を覚えた、という話です。コインランドリーExpo2018のレポートですが、ご興味があればご覧ください。

それでは!(翌7月はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次