コインランドリー開業資金1200万円!日本政策金融公庫に新規創業融資を申し込む

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ランドリー機械と内装工事に1200万円!

僕の自宅兼コインランドリーは10坪(33㎡)程度の小規模な店舗になります。小規模ですがコインランドリー機械や内装工事費用には、およそ1200万円も必要でした。建物自体は自宅なので住宅ローンでカバーしているので、この1200万円は純粋に店舗内の機械と内装だけです。

ファミマランドリーの開業費用が安すぎる件についてはこちらのブログに書いたけど、一般的に新規のコインランドリー店舗を土地から建てる場合には、少なくても3000~4000万円は必要になるでしょう。

さてさて。開業にむけてこの1200万円という大金をなんとかして工面しなければいけません。


日本政策金融公庫の融資制度

僕が、融資の頼りにしたのは日本政策金融公庫(日本公庫)です。

日本政策金融公庫とは?

日本政策金融公庫は、3つの公庫(国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫)を引き継いで、2008年に設立された政府系金融機関です。政府系という冠りがついているように、100%日本政府が出資している金融機関です。

日本公庫の重点的な取り組み

政府系ということでは他の銀行などの一般の金融機関を補完するような取り組みをしています。2018年8月時点で、重点的な取り組みは以下です。(日本公庫の公式サイト

  • 創業支援
  • 新規事業育成
  • 海外展開支援
  • 6次産業化・農商工連携支援
  • ソーシャルビジネス支援
  • 就農・農業参入支援
  • 国の教育ローン

今回は1つ目の「創業支援」に該当します。新たに妻を社長にした合同会社を作ったので、その名義で「新規創業融資」をお願いすることになりますね。

日本公庫の新規創業融資のすごいところ

日本政府として、新規創業の背中を押して産業を活性化させたいという狙いがあります。なので新規創業融資には借り手としてはありがたい、優れた特徴があります。

  • 創業間もない会社にも融資してくれる
    • 一般の銀行は、創業間もない法人への融資は慎重にならざるを得ません。なぜなら過去の実績がなくて経営状態が把握できないですから。しかし、ニワトリと卵と一緒で、そもそも創業できなければ、過去の実績もできない訳で、最初の一歩を踏み出すために誰かが融資してあげないといけません。それを日本公庫が担ってくれるわけですね。
  • 各種優遇があり金利が低い
    • 挑戦する人を後押しするために、いろいろな条件で優遇があります。例えば、女性、35歳以下(若者)、55歳以上(シニア)、また、技術やノウハウに新規性がある場合には、金利や条件の優遇があるようです。また、金利も低く、固定金利で将来の金利上昇のリスクを限定できるのも助かります。
  • 担保・保証人が不要
    • 融資条件は、個別相談になりますが、担保や保証人が不要で融資してくれる可能性があります。もし、事業がうまくいなかった場合にも、その経営者の人生が再起不能の借金地獄になるのを避けられます。自宅の土地建物を担保にしたり、親兄弟に頭を下げて保証人をお願いしなくてもよいのは、自らリスクをとって挑戦する人には、本当にありがたい仕組みだと思いませんか?
  • 挑戦を後押しするさまざまな仕組みがある
    • その他にも、大規模災害があった地域での復興や再挑戦を促す仕組みがあったり、市区町村や地元金融機関と連携しての支援制度があります。また、無料セミナーや創業前後の相談を受け付けてくれるサポート窓口もあります。詳しくは、日本公庫の「創業支援のページ」をご覧ください。



いざ、融資の申し込み

融資の第一歩!創業計画書を作成する

融資を申し込むには、創業計画書という書類を作成する必要があります。計画書なんて言われると、ちょっと身構えてしまいそうですが、内容はそれほど難しくありません。(書式ダウンロードページ

  1. 創業の動機
  2. 経営者の略歴等
  3. 取扱い商品・サービス
  4. 取引先・取引関係等
  5. 従業員
  6. お借入れの状況
  7. 必要な資金と調達方法
  8. 事業の見通し
  9. 自由記述欄

コインランドリーなので、とんでもない新規性やサービスの差別化があるわけでありません。取引先も洗剤の購入先程度に限られるし、従業員も雇う予定もありません。経営者の略歴や借入状況も正直に記載するだけ。なので、計画書の肝になるのは、「創業の動機」「必要な資金と調達方法」と「事業の見通し」の3つになりますね!



創業の動機

元々は、店舗併用住宅のテナントとして成立するビジネスは何か?をいろいろ検討してたどり着いた結論がコインランドリー経営でした。(過去記事:店舗併用住宅のテナントに、コインランドリー経営ってどうだろう

自宅の1階で、片手間で運営できて、安定してそこそこ儲かる副業だと思うからです!

と、そのまま書くのはさすがにおバカ正直なので、妻と一緒に創業の動機を考えてみました。

従来の単身世帯に加え、時間をより効率的に使いたい共働き世帯、大量の洗濯物がでる子育て世帯、そして洗濯家事の負担に悩まされている高齢者に、清潔で安全、安心な洗濯環境を提供し、地域社会に貢献したいと考えました。コインランドリーは、これからの一億総活躍社会につながる事業であり、経営を通じて私自身も活躍できるという想いに至ったのが、創業の動機です。

どうでしょう、なかなかいい感じじゃないすか?
ポイントは、政府が進める「一億総活躍社会」という言葉を入れてみたところ(笑)
今だったら、「働き方改革」も入れちゃうかも。

必要な資金と調達方法

必要な資金の総額は1200万円ですべて機械や内装工事に対する設備投資になります。資金調達方法としては、1200万円を今回依頼する融資でカバーし、自己資金の150万円は店内備品や消耗品購入費や運転資金として記載しました。これにより10分の1以上の自己資金という条件はクリアしています。

事業の見通し

事業の見通しは、開業を支援してくれた販売代理店が作ってくれたシミュレーションをベースにしました(参考:嗚呼ぁ、コインランドリー売上シミュレーション

ただ、ここで悩ましいのが、家主である僕への店舗家賃の支払いの扱い。コインランドリー経費の中で家賃は大きな割合を占めます。特に創業間もなく売上が少ない間は、この家賃負担がなければ、赤字じゃないのにね?って感じに見えます。

僕への家賃支払いと、妻への役員報酬は、身内の取引として、我が家の家計全体ではつじつまが合っているのですが、法人としてはどちらも経費として扱わないといけないのです。

要は何が言いたいか、っていうと…

創業計画書上、コインランドリーがそれほど儲かる事業に見えないってことです(爆)

最終的には、シミュレーション結果を想定シナリオとした上で、楽観シナリオと悲観シナリオを作ってこの範囲に収まる、という事業の見通しとしました。

担当地区の支店を訪問して、個別相談

大体のシナリオができたので、日本公庫の担当地区の店舗に連絡をしてアポイントを取り、妻と一緒に、提出前の事前相談をしてきました。創業計画書のドラフトも見てもらい何点か改善した方がよいポイントもアドバイス頂きました。

政府系金融機関ということで、どんな対応をされるのかと期待と不安でしたが、若手の担当者の方は意外に親切に対応してくれました。ただ「審査するのは私ではありませんが…」「一般的には…」「…そうなる場合もあります」という、言い切らないような逃げのフレーズが必ず入っているのが実に興味深かったです。

いよいよ、融資の申請!

アドバイスを反映した創業計画書とその他の申請書類をまとめて、担当地区の支店窓口に郵送します。今回の申請に関しては、ネットなどで調べてすべて自分達でやりました。ポストの前で「どうかうまくいきますように!」と願を掛けます。

しばらくしたら、担当者から面談の日程調整の連絡が来ました。当然ながら、合同会社の代表社員は妻なので、面談には2人で臨むことになります。

運命の面談日に向けて、創業計画書をベースにその内容を妻が説明できるように、事前に何度も練習しました。創業の動機も暗記して、さらに気持ちを込めて言えるように。

そして迎えた融資面談の日。
この時の僕らは、これから大きな混乱と苦悩の日々が始まるなど想像もしていなかった…。

次回に続く(参照:日本政策金融公庫との融資面談!嫌な予感がする

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